途中、ベロニカが死んでしまう。ベロニカの死で覚醒するセーニャ。
この流れはありきたりで、仲間の結束が固まる良い流れ。
でも、やっぱり誰も死なない流れが良い。それもありきたりの流れ。
とはいえ、戦いがある以上、生き死には絶対に避けられないものだし避けられるようなほど強かったら苦戦なんかそもそもしないよね。
それがわかっているんだけど、それでも主人公たち一行は、誰一人死なないで欲しいと思ってしまう。
そういうイベントは見たくない。
主人公たちはイベントがあるから、そういう表現がされているけど
実際には脇役だって生き死にのイベントが起こっていると考えると辛い。
そもそも、根本で考えれば主人公たちがモンスターを倒しているのも殺しているのと同じなんだろうなと思う。
「倒している」と表現しているだけで本当は「殺している」んだと。
でも、自分はプレイヤーで人間なんだなと思ってしまう所で、やっぱり登場人物が死ぬのだけは特に見たくないと思ってしまい
モンスターまでは考えることができていない。
話を戻す。
覚醒したセーニャはセーニャで精神面が強くなって、とても頼もしい。
でも、今まで居たベロニカが居ないのは寂しいと感じた。
先を進めていって、ベロニカ復活イベントが発生した時は嬉しかった。
賛否両論になるのはわかるような流れだったけど、個人的にはとても喜ばしかった。
セーニャは弱くなるかもしれないけど、ベロニカは死なずにすんで元の人数に戻るのだから。
こういうイベントもありきたりといえば、ありきたりだけど良いものは良い。
でも、やっぱり死なないで済んで、こういうイベントが発生しないで済む流れが一番だなと思う。
というオチのない話。