昔から、結構な頻度で人を好きになるわりに結局自分が一番大切で、恋愛というものがちっとも上手くいかなかった。それが悩みの一つだった。で、やめた。そしたら生きやすくなったっていう話。
まだ中学生だった頃から、頻繁に人を好きになった。そして自分が一番大切で全く上手くいかなかった。何かをしなくてはいけない、という義務感が特に苦手だった。そういうとき、やめておけば良かったなと後悔して、そういう自分も嫌いだった。
社会人になってからもわたしの中身はちっとも変わらなくて、あるとき急に思い立ち、恋愛はやめた。人を好きになることはやめられていない。人を好きになるのは、そうしたい、したくないに関わらず脳みそが勝手に好きになるので許容している。一緒にいるとドキドキしたりとか、そういうやつ。でもその後の、事務連絡以外のメールやLINEをしたり、休日に会ってみたり、最終的には告白したり。そういうことを一切やめた。好きな人、そうでない人に関わらず、告白を断った。
同じような生き方をしてもう4、5年ばかし経ったけど、それ以前に比べてとても生きやすくなったと思う。相手の人間の一挙一動に振り回されることなく、常に頭を自分のためだけにフル回転させておけるのは気分が良かった。だからたぶんこれからもこういう生き方をしていく。わたしの目の届かないところで誰かが迷惑を被っているかもしれないけど、考えないことにしている。その方がずっと生きやすいから。
好きになるのは止められないんだからそろそろそんな生き方をするのをやめたら? 人間なんだから自分が一番大事なのは当然だし、生きてくうちに苦手なものが許容出来るようになるこ...
まだ20代? 年取ってきたら考えも変わると思うけど あまり羨ましいとは思えない生き方
全然生きやすそうに見えない