働き方改革という名の元に、
わたしの職場では最近、フレックス制度が導入され、好きな時に来て好きな時に帰って良いとなった。
時間外労働も良しとしない風潮になり、早く帰る人が多くなった。
こうやってまとめるとさも良いことのようだけど、そのおかげでわたしはひどい目にあっている。
とある同僚が、「今日思ったよりも暇だから帰ります」と、定時前にいなくなってしまった。
でもその同僚の「暇」というのは嘘っぱちだ。見えていないだけだ。
その同僚がその「暇」な時間を使ってやれたかもしれないことを、誰がやっている?
わたしはその「やれたかもしれないこと」に気が付いてしまった。その価値にも。
だからわたしがやることになって、結局その日、わたしはひとりで職場に残った。
勘違いしないでほしい。別にわたしは早く帰りたいわけじゃない。
やるべきことをきちんとやりたいだけ。
それならばその生き方も認めてくれ。
「そんなの放棄して良いから早く帰れ」とか変なプレッシャーをかけないでくれ。
わたしの仕事によって誰かが救われるなら、誰かが少しでも笑顔になってくれるなら、
それが私にとっての真の「働き方改革」だ。
あなたがそうやって自分を犠牲にしてまで勝手に働くことで、あなた以外の全員が迷惑被るんですよ。 仕事を見つけてその重要性に気づいたのであれば報告して、それを誰がやるのかは...