2018-04-19

働き方改革なんて大嫌いだ

最近、あちらこちらでよく聞く言葉、「働き方改革」。

わたしが大嫌いな言葉だ。

働き方改革という名の元に、

確認すべきことも、本来きちんとやるべきことも、

放棄せざるを得なくなっているから。

わたし職場では最近フレックス制度が導入され、好きな時に来て好きな時に帰って良いとなった。

時間外労働も良しとしない風潮になり、早く帰る人が多くなった。

こうやってまとめるとさも良いことのようだけど、そのおかげでわたしはひどい目にあっている。

とある同僚が、「今日思ったよりも暇だから帰ります」と、定時前にいなくなってしまった。

でもその同僚の「暇」というのは嘘っぱちだ。見えていないだけだ。

その同僚がその「暇」な時間を使ってやれたかもしれないことを、誰がやっている?

わたしはその「やれたかもしれないこと」に気が付いてしまった。その価値にも。

からわたしがやることになって、結局その日、わたしはひとりで職場に残った。

勘違いしないでほしい。別にわたしは早く帰りたいわけじゃない。

やるべきことをきちんとやりたいだけ。

それならばその生き方も認めてくれ。

「そんなの放棄して良いから早く帰れ」とか変なプレッシャーをかけないでくれ。

サボりたいわけじゃない。ちゃんとやりたいだけなんだ。

わたし仕事によって誰かが救われるなら、誰かが少しでも笑顔になってくれるなら、

わたしはいくらでも自分時間犠牲にする。

頼むからその生き方も認めてくれ。

その生き方に対してきちんと見合った評価をくれ、賃金をくれ。

それが私にとっての真の「働き方改革」だ。

社会多様性を認めるなら、わたしのような人間が居ることも知ってほしい。

わたしはいまの世の中の「働き方改革」が、大嫌いだ。

  • あなたがそうやって自分を犠牲にしてまで勝手に働くことで、あなた以外の全員が迷惑被るんですよ。 仕事を見つけてその重要性に気づいたのであれば報告して、それを誰がやるのかは...

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