2018-03-27

勝負

新進棋士奨励会日本将棋連盟プロ養成機関です。

但し26歳の誕生日を迎えるリーグまでに四段(=プロ棋士)に昇段をしないと強制退会になります

例外として、26歳を超えてもリーグ勝ち越しを続ける限り在籍できます

(他にも細かい規定はあるが割愛

2013年9月7日奨励会第53回三段リーグ最終日最終局で下記の対局が組まれました。

鈴木肇 三段(26歳・9勝8敗) - 宮本広志 三段(27歳・9勝8敗)

勝った方は次期三段リーグに参加、負けた方は奨励会強制退会です。

まさに「鬼勝負」を制した宮本三段は次期三段リーグで好成績を収め、晴れて四段(=プロ棋士)に昇進しました。

敗れた鈴木三段はプロ棋士の道を絶たれ奨励会を退会しました。

その後鈴木氏は横浜将棋教室を開き、2015年12月6日、第32期全国アマチュア王将大会で優勝しました。

話は変わります本日の第44期棋王戦予選4回戦、中尾敏之五段は青嶋未来五段に敗れました。

プロ復帰は叶わず規定により強制引退となります

あの4四角がどうだったのか、わたしには分かりません。

中尾五段がこの先どのような道を進むのかも分かりません。

将棋連盟に退会届を出さなければ「引退棋士」として連盟正会員として残ります

過去、退会届を提出したのは永作芳也五段のみ)

指導棋士観戦記者になるのでしょうか。

地元静岡将棋教室を開くのでしょうか。

それとも全く別の道を歩くのでしょうか。

どの道であれ今後の中尾五段の活躍を願わずはいられません。

本当にお疲れ様でございました。

https://anond.hatelabo.jp/20180322183111

記事への反応 -
  • 将棋のプロの基本は順位戦にあります。 一番下のクラス(C2)で降級点(成績下位者に付くX)が3個になるとフリークラスに降級します。 但し10年以内に、 一年間(4月から翌年3月まで...

    • 新進棋士奨励会は日本将棋連盟のプロ養成機関です。 但し26歳の誕生日を迎えるリーグまでに四段(=プロ棋士)に昇段をしないと強制退会になります。 例外として、26歳を超えてもリーグ...

      • https://i.imgur.com/taPzUfk.jpg これが29年間将棋に人生を賭けた男の(プロとして)最後の姿だ

    • 横だけど当日なのでageておこう 将棋連盟モバイルアプリで中継しているよ! https://www.shogi.or.jp/mobile/ 矢倉だよ!

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