2018-03-17

道後温泉人生を考えた

年末の話だが、急遽まとまった休みを取れることになり、独身貴族の私は当てもなく道後温泉へとジェットスターで飛んだ。

人生で2回目の道後温泉だったが、一人で来たのは初めてだ。

コンパクト温泉街道後温泉本館を中心に世界が成り立っている場所だ。

3日間滞在したが、温泉は例に漏れずとても気持ちよかったし宿もいい感じだった。

また道後はしっかりとした風俗街が形成されており、しっかり3回登楼した。ひとり旅の寂しさもあり、九州から出稼ぎに来ている子に3日連続で通った。

他には何にもしなかった。ただ道後にいるだけで満足なのだ

ただ平日の半分くらいは仕事対応に追われた。どれだけ引き継ぎをしたって、無数の顧客存在を隠すのは無理だった。休暇を伝えていても関係ない。

旅の最終日の夜、実家から妹の誕生日を祝った写真が送られてきた。そこに写っていた親父の髪は真っ白だった。

今、私は32歳。これまではレールから外れないように一生懸命やってきたつもりだが、少し外れても良いのかなと思いはじめた。

仕事心配をせずに、この旅ができたらどんなに幸せだったろうか。実家ももっと気楽に顔を出せるだろう。

楽な仕事なんてないと言われるが、少なくともONとOFFを切り替えられる環境はある事はこれまでの経験で知っている。

今の仕事は常時ONの代わりに、ソコソコの給与をもらっているが、それで良いのだろうか。

そんなことを思った道後温泉一人旅だった。

仕事ことを完全に忘れてられたのは、風俗にいる時だけだったのは内緒だ。

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