■恋愛するのは悪いことだと思っていた
30代後半、毒女。
親と恋愛関係の話をしたことが一度しかない。
ゆえに、こんな歳になっても
「結婚しないのか」などの話もされない。
その一度というのも私自身の話ではなくて
高校2年生の頃、同じ中学出身の友達と久しぶりに会い
彼氏ができた報告を聞いて、嬉しくなって
すごいねーという軽い気持ちで話したら
すごく不快な顔をされた。特に父親。
「高校生でそういうのは早い」みたいなことも言っていた。
「私も彼氏が欲しい」という意味で取ったのだろう。
ショックだった。
ああ、こういう話は、親にしてはいけないんだと思った。
ひいては、恋愛するのは悪いことなんだ、という気持ちが
意識の深いところにずっとあって
いや、今もあるかもしれない。
父親は母親を罵倒したり、暴力をふるったり
ひたすら嫌味を言う、自分が悪くても絶対に謝らない
子供もほめたりしない、ひたすら怒るのみ、
というのが常な人なので、夫婦や結婚というものに
何も夢や希望が持てなかった。
「結婚なんてするまい」と思う子供時代だった。
今は違うのだが。
できたら結婚もしたい。
その前に、相手が見つかったら良いのだけど。
もう恨んだりしてない。したくない、というか
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