高校卒業後、本当に何もしたくなくて1年ほど引きこもった時期があった。死んでいる様な生活だったし、劣等感も凄かった。
結局そのままじゃ人生詰むってわかってたしあんまり親を悲しませるのも嫌だったからその生活は1年で切り上げた。
その後学校に通い始めてバイトも始めてその両方でそれなりに良い人間関係を築けて、自分がまともな人間になれたような気がして少し嬉しかった。最低限のコミュ力くらいは普通にあったから、そこはそんなに苦労しなかった。
でも今になって思うのは、結局のところ引きこもり時代が自分の本質だったということ。
何もしたくないとか、1人で静かにしていたいというのが自分の1番の望みだったのだ。
自分は冗談を言うのも好きだし、外に出れば面白い事はいろいろある。
でも、何よりも自分が求めているのは何も考えずに静かな時間を過ごすことだった。
本当に仲の良い友人や親とでさえも一緒の空間にいるだけで疲れる。
誰かと話して面白くて笑っているはずなのに、どこかで虚無感の様なものを感じる様になった。
何のために生きればいいのか。
22だし、これからどうにかすればどうにでもなる年齢なのかもしれないけど、自分に対して期待できることがもう無い。
こんな考えに至ってしまっているという事実が何よりも自信を失わせているのかもしれない。
今は生きててもただ疲れて行くだけ。
怖いし何かもったいない気もするから生きているだけで、死んでいる状態に近い。
一体自分はどこへいけばいいのか。
あーー、もうだめだね。リセットしよ。
生きてるだけでぼろ儲けじゃねえかよ!しかも若い!最高だろ。