人間が心地よいと感じ、かつ微妙な違いを聞き分けられる音は高い周波数に集中していると言われるのが理由。
つまり高次倍音に対する感受性が高いか、低次倍音に対する感受性が低い人は、生まれつき人の声に魅力を感じるので、人への興味が育ち、やがて他人と積極的に交わり、どんどん経験を積むことでコミュ強者になれると。
多分、他人と関わることでエネルギーを貰える外交的人間はこのタイプだろう。
逆に、低次倍音に対する感受性が高いか、高次倍音に対する感受性が低い人は、人の声に魅力を感じない上に、世の中に低次倍音が溢れていることから、声も含めた色んな音をやかましく感じることで内向的人間となり…という流れ。
かく言う自分は低次倍音に対する感受性が高いコミュ障で、女性声優のアニメ声とかバイオリンの音のような、極端に高次倍音を多く含む「例外的な」音にしか心惹かれない。それ以外の音は基本ノイズでしかない。
そして、低い音に敏感で良い事など、何も無いと断言できる。
電車やバスに乗るだけで必要以上に疲れるし、怒鳴り声で頭が真っ白になるの勿論、少しドスの利いた声でも必要以上に怖いと感じるし、トロンボーンの音なんて騒音にしか聞こえないし、何より不自然なレベルで静かな環境じゃないと考えがまとまらない。