良い音楽だとしても売れないというのが現実で、売り方を考えなくてはいけない。
CDの場合はレコードレーベルと契約して、店舗やオンライン販売サイトに販売。
街頭や店舗の広告、販売スペースをどれだけの時間、空間として占有できるかが重要になる。
Spotifyで言えば、「プレイリストに登録されるか」が重要な要素になる。
自分の売りたい楽曲がたくさんのプレイリストに登録されればされるほど、再生回数は増えるからだ。
プレイリストに登録するという行為はその曲がその登録者にとって「良い曲」だからだ。
人によっては様々なプレイリストを聴き回し、それらのプレイリストの中で自分が気に入った曲をピックアップしたプレイリストを作成するだろう。
すると、自分の売りたい楽曲がピックアップされた場合、再生される可能性が高まり、楽曲が拡散される結果となる。
このプレイリストの作成、登録の連鎖が起こることで、再生回数が増えることとなる。
つまり、ユーザー単位の楽曲拡散(User to User)な楽曲の売り方、戦略の考え方が重要となる。