理不尽なこともある。それをくすりでおさえて夜で抑えて、一生懸命生きてるやつもいる。昼はお薬だったり化粧だったりたばこだったり栄養ドリンクだったりで自分を強制的にノーマルにしている。こんな人生ができるのか。いろんな選択肢がふえた。だが、また落ちる生活にもどったらどんなにくるしいだろう。また毛嫌いされるのか。仕事では男のように振る舞おう。笑顔は女だ。要領や器量のない女はいつか社会で淘汰される。それを身を以てしっている。生きるのがどれだけ大変か。夜にうなされる苦しみがどれだけのものだろうか。わからない。医者に相談しても、私の生活を担保してくれる存在ではない。最もだ。だが、誰かに助けを求めたくなる。だれだ。家族にも愛着のあるはなく、他人にも興味がない。怖いのだ。
自分は自然体に、お薬にたよって、ニコニコと笑顔を取り繕うしかないのだ。幸い、いまは体重が減っている。容姿にも気を使える。残酷なことに、一番気が滅入っているときがベストな体型であることをしっている。