たまに見かけるのだが、母と子で二人で楽しそうにしている親子、と思いきや
よくよく見ているとお母さんだけがはしゃいでて子供が真顔な場面がある。割と良く見かける。
お母さん、とても幸せそうで楽しそうに見えてそれはそれで微笑ましくもあるのだけれど、
表情、という事で思う事がある。
ペットは飼い主に似るというが、その視点ではなく、犬の表情に注目したい。
つい数年前まで都内近郊に住んでいたが、犬そのものをあまりかわいいと思う事はなかった。
どの犬も、元気に走り回っていてたとしても、皆おじさんみたいな表情で、少し気難しく見えていて、
犬とはそういうものだと思っていたため、あまり好きにはならず、私はどちらかというと猫派であった。
ところが、現在住んでいる場所に引越してきて、犬がとてもかわいいものであると認識した。
どの犬も表情が良く本当に幸せそうに見える。犬派に傾きそうなくらい、見ててかわいく思える。
場所柄、飼い主は所得が高い部類の方々で、その犬における環境がとてもよく、それが少なからず犬の表情に表れている。
全てがそうというわけではないが、これまでと現在では、幸せそうな犬を見る割合が違いすぎる事に少し驚く。
過去に見てきた気難しそうな犬達はきっと、住環境や、もしかしたら飼い主そのものに対して
少なからず本能的に不満のようなものを感じ取っているのではないだろうか?
飼い主の皆さま方は、もう少しご自分のペットの表情を冷静に客観的に見てみるべきだと思う。
ついでに、そのエリアの子供達の話をすると、皆表情がいきいきしていて利発である子が多い。
親御さんの身なり等を見る限りは裕福で環境もよいのだろう、小学生でありながら既に将来有望であるというのがわかる。
こういう人がエリートになるのだなと。まったく何の嫌味も感じられない。
何より傍から見ていて、表情が違うことに驚かされる。
これらは、電車に乗ってこの地区の学校に通ってくる子供達と、この地区に居住している子供達との対比でよりわかりやすく映っている。