以下の話は、言葉や展開はややうろ覚えだが、実際に起こったことは間違いないです。
2014年に行われたTHE MANZAIの話。2011年にM-1後継番組として復活し、賞レースとして行われていた。
ロッジで同性(男性)に好きと告白されるシチュエーションを展開し、
ホモとかそういうやつ聞くと笑っちゃうんだよね、と笑いをこらえながら言った。
続くトレンディエンジェルも、たけしのリアクションを意識したのか、
ホモネタを雑にいれてつかみの笑いを取り、自身の漫才を展開した。
最後に出てきた博多華丸・大吉は、そこには一切触れず自分たちの漫才を貫いた。
この決勝を経て最終的に優勝したのは博多華丸・大吉だった。
もちろん、漫才のスキルでベテランの彼らがズバ抜けていたことは間違いないが、
アキナ、トレンディエンジェルには、差別的な笑いに対する配慮も覚悟も足りなかった。
彼らが優勝していたら、THE MANZAIも終わりだろうと思っていたので安心したことを覚えている。