唐突に読書欲が出てきたので本屋に行き何冊も積みあがっているおすすめコーナーをふらつく。
子供のころから高校生までは学校の図書館で月3,4冊読む程度。大学の図書館では文庫の取り扱いが少なくだんだんと本から離れ手軽な娯楽のアプリゲームや漫画アプリで何となく過ごす。対して面白くない時間つぶし。
ふと手に取ってパラパラとページをめくりさわりの部分を読んで嫌いな文体ではないし買ってもいいかと思ったので裏面をみると¥900円、率直に高い。あまり豊かではない私の暮らし。カップ麺であれば9個、それだけあれば背伸びをして外でランチすることもできる。生きるために食べ物が必要で娯楽は後回し。親は勉強しろ、本を読めというけど本を買うことは贅沢なのではないか。一つ文庫本とっても600円~2000円ほど値段の差があるし図書館いったところでその読みたいものがある確率は低い。物語を読むことだけであればインターネットに数多もあるけどページをめくり没頭するのは本ならではないのだろうか。私はこの感情を大切にしたいがそれより大切な生きるための生活。
ああ、給料上げてくれ。