2017-08-28

[]駆り立てるのは知的欲求、飼えないのは鶏と豚

定住型の宇宙滞在研究する中で、家畜家禽飼育研究はそれなりに盛んである

具体的に言えば、ヌートリア山羊、大型鳥類エミュがそれぞれのエリア試験的に飼育されている。

この種類の選定にあたっては、いくつかの条件があり、具体的に言うと以下の通り。

1.草食、あるいは極端な粗食に耐える。食性が単純。

2.少数での飼育可能であり、なおかつ繁殖が容易。

3.飼育に要する面積が小さくていい。

4.肉や毛皮などの産物が取れる。

5.環境に極度の負担をかけない。

以上の条件から、選定されたわけであるが、それに全くそぐわないマレーグマを強硬に推す一団があり『なにが何でもマレーグマだ』とマレーグマ原理主義が一時期、加熱しかけたものの、当局の『解体するんだよ』という説得工作により、マレーグマ教団はテロルに手を染める直前に冷却され、解体された。

ちなみに、飼育の成果であるが、山羊についてはあまりに強力な跳躍力と低重力が相まって、天井に衝突する事故が頻発したため、早々に飼育実験を終了させられた。

なお、エミュについては肉、羽毛、油脂、卵等の素材を生産するほかにも、特有ドラム音が精神病みがちな月面基地研究者達に対する特異なアニマルセラピー効果を表すことが確認され、今後の研究に大きな期待を寄せられている。

記事への反応(ブックマークコメント)

アーカイブ ヘルプ
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん