2017-07-18

さよならを言う前夜

なぜかすごく落ち着いている今。

「別れよう」というべきか、

「この関係ってなんだろうね」というべきか。

「適度な距離感が良いよね。」

なんて君は言っていたけど、距離感ってなんなんだろう。

適度な距離感って、パーソナルスペースに到達するかしないか

つかず離れずな気がしていた。

でもいまの距離感って同じ東京にいても

地球の裏側にいるくらいの距離じゃないか

忙しいのはお互い様

便りがないのは良い知らせ。

いつだってLINEさえあれば連絡とれる。

Facebook投稿みればなにしてるかわかる。

元気なのかな、って思う前にフィードに現れてくる相手の近況を見て

あー生きてるからいかって思ってた。

でもこれってなんなんだろう。

会いたい、触れたい、キスしたい、セックスしたいとか

そういうのを超越したって錯覚してた。

私たちが求めていたのはこんな距離感だったんだろうか。

ふたりで同じ空間にいてもいなくても、

なにかつながってるって思えるような会話や行動が前はあったんじゃないか

お互い甘え下手で「会いたい」なんてなかなか言えないからこうなった?

いや違う。

触れそうで触れれない距離感がよかったのに

目視できるかできないくらいの場所に離れてしまったら

もう別に触れなくてもいいや、見てればいいや、といって諦めたんだ。

頑張ってる姿が好きだった。

たわいもない言葉あそびが楽しかった。

無邪気に笑いかける時と、真剣眼差しギャップ萌えてた。

好きだと思ってたのは私だけ?

なんて今更疑うのも面倒くさい。

時間は止まらないし、この生きている一分一秒が惜しい。

手に入らないならもういらない。

から明日さよならを伝える。

一緒に入れてよかったなんて陳腐台詞は吐きたくない。

だって一緒にいないんだもの

からただ一言

さよなら、またね」

だけでもう終わりにしよう。

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