2017-07-06

“怒られて泣く”という恐怖

まれつきなのか、何かのタイミングでこうなったのかは分からない。

怒られたり、きつい言い方をされて、すぐ泣きそうになる。

自分の中で泣きたいと思っていなくても(むしろ今泣いたらだめだと思っていても)、すぐに涙が出てくる。

ちょっときつい言い方をされたくらいで泣いても、周りから迷惑がられる訳で、嫌がられるだけで。

視界がぼやけても溢れることだけは嫌だ、絶対涙をこぼすな、と思って、歯を食いしばる。

そうすると今度は、言われたことに何も返せなくなる。喋ったら、泣いてしまいそうだから

そして何も返さないことで、また相手に怒鳴られる。

悪循環だ。

小学生の頃から、もしかしたらそれより前から、そんな風だったかのもしれない。

私は小さい頃から学校みたいな、大勢の人の中に交じるのが苦手で、幼稚園に入ったときも、いざクラスに交じると不安不安で仕方なくなった。

そこで、私は幼稚園の送迎バスが目の前に停まって、乗り込もうというときに、泣いて必死の抵抗をした。

小学校も、春、夏、秋は我慢して登校していたけれど、冬になると必ず、行かない、行きたくない、と言って、親に引きずられて車に載せられ、学校まで行くと今度は先生に引きずられながら登校した。

相当迷惑子供だっただろう。

親や先生からたくさんの言葉をかけられた。

優しい先生もいた。楽しい話をしながら連れていってくれる先生も、いた。

でも、当たり前だけど逆もいた。

性格かもしれないし、その人が今までにいた環境とか、そんなものもあると思う。

グサグサと言われて、泣いたことも何度もあった。でも、泣いても何か変わるわけじゃない。

あなたは一体どうしたいの?泣いても何も変わらないよ?」

と言われる。そんなことで泣く私もどうかと思うけれど、泣きたくなくても泣けてくるのだから仕方ない。

きつい言葉を発せられる度に、それを思い出すから泣くのかもしれない。

目の前で別の人が怒られていても、怖くて泣きそうになったりする。

そんな私が、嫌いだ。

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