2017-04-15

[]

かかみがはら航空宇宙科学博物館に行ってきましたわ。

博物館リニューアル中で、臨時の小さな展示室しかありませんでしたの……

目玉は三式戦闘機飛燕の展示ですわ。

主翼と胴体、エンジンや冷却器などが分離した状態で、

塗装が剥がされた姿を見ることができます

塗装がないとリベットで板をつなげた表面が凸凹していることが見て取れました。

冷却器の配管継ぎ手はホースを縛って止めているような形状でしたわ。

人工衛星ロケットエンジンテスト機もどしーんと置かれていました。

シミュレーターはお子さまに占領されていて使えませんでしたわ……

さすがにじいやに命じて排除させるのは大人げないですわね。

合わせて内藤記念くすり博物館をおとずれました。

どちらの博物館も大きな敷地の隣に位置している点で共通していますわ。

薬草園には柵で囲われた有毒植物コーナーがあって、

わたくしウキウキしながら駆け寄ってしまいました。

すると植物毒最強のトウゴマ(毒はリシン)さまがいらっしゃるじゃございませんか!

ちなみにアブサンに使うニガヨモギ程度では有毒植物コーナーに

入れてもらうことすらできないようでしたわ。

展示内容は非常に充実していて、サイの角や虎の骨などいま動かそうとしたら

たいへんそうな標本がごろごろしていました。

子供健康を願った笊かぶり犬の人形がかわいらしかったのですけど、

白沢の絵はお守りに枕元においたら悪夢を見そうなおどろおどろしさですし、

経絡人形も不気味でしかたがありません。

あと、処刑された人の写実的な解剖図は、お子さまには見せにくい感じでした。

置き薬の売り上げが2004年になっても数百億円(半分は富山県)あることには驚きましたわ。

ロビーにはウコン茶無料サービスがあったので増田の一員として

いただいてまいりました。

おすすめできる博物館ですわ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん