風呂に浸かりながら缶ビールを飲んでいたんだけど、壁についてる給湯のリモコンの液晶表示がいろいろ教えてくれるのですよ。今月のガス代とか。
その中で『今月の節約は593円』みたいな表示があって、これは前年同月との差額を表示してくれてるんだけど、593という文字列に引っかかったのです。
593。ゴクミ。「あー、ジャン・アレジも懐かしい」思わず声が出る。
次の瞬間、表示されたのは『今月の光熱費は7188円』だと。
「GO!GO!7188とはまた。ライジングサンで見たなあ」
ふと思ったのはうちの子どもたちは593とか7188とか見てもなんとも思わんだろうな、と。
そのつぎに表示された数字は自分にはなんの印象にも残っていないけど、世界の誰かにとってはワオ!と思う文字列だったかもしれない。
状況を楽しめるかどうかは自分次第。
『容疑者Xの献身』で四色問題の場面があったけど、ああいう感じかな。(あの時ダルマの石神が楽しかったかはさておき)
とうちゃんなにー?
脱衣所から娘の声が聞こえる。
「みつをだよ。知らないか。」
自分もみつをのことを碌にわかっておらず、ネタとしての知識しかないことを棚に上げる。
そういや、みつを、は320か。
「とうちゃんはまた一つ賢くなってしまった」脱衣所で体を拭きながら娘に話しかける。
なにー?おしえて?
こりゃ説明してる間に寝ちゃうだろうなと思いながら、心の中のみつを(想像)に向けて、俺はさっき決めたぞミツヲォー!、とDIOのモノマネで告げた。
男親が風呂に入っているとき、娘が脱衣所にいるのは性的虐待です。 http://anond.hatelabo.jp/20161207102401