すでに相手がいて、それがずっと一緒にいたいと思える相手なら、その手段としての結婚は、ありなのかもしれない。
でも、相手がいない状態で、「結婚」を目的として誰かに出会い、関係を作っていくことに
一体なんの意味があるのだろうか。
稼ぐことは、自分でもできる。生活には困っていない。
辛い時に誰かに居てほしいなら、専門家に頼むほうが確実であるし、
他者と共有できる物事の深度には限界があるから、
他者に対して「心の支え」のような立場も期待していない。
自分という人間を、誰かに理解して肯定してほしいと思う気持ちも、もはや無い。
今、26歳で、結婚・出産する知人が増えていく中、私には相手すらいない。
でもその相手を、どういう基準で探せばよいのかがわからない。
子供はいらないし、一人で生きる能力はある。
寂しさを癒やすなら、別に結婚という手段である必要はない。
それに何より、もう誰かを好きになったり、誰かに真剣に向き合う体力は、どこにも残っていないのだ。
それでも、「結婚」を目指さなきゃいけない気持ちにさせられてしまうのは、なぜなのだろう。
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