今回はガンガンオンライン
相手は強気な口調だけれども、この程度は大人の対応で余裕しゃくしゃくなのは腐ってもプロって感じだな。
あまり将棋界隈の話には明るくないから知らないが、タイトル戦で待ち時間を二分しか使っていないというのは私でもとんでもないってことは分かる。
銀子のはストイックすぎては危なっかしい気もするが、強い向上心が必要ってのは分かる(必要以上に焦っても仕方ないというのも間違ってはないけれどもね)。
それをうまいこと促してやろうということで、ライバル育成に繋がるわけか。
もう明確に弟子を強くするために、ライバルにしようと意図して天衣の家庭教師を引き受けたのは意外といえば意外。
そういうつもりではないのだろうけれども、悪い言い方をすれば踏み台を作るってことだから、そこらへんはなあなあにすると思ってた。
ああ、なんか親が家にいない日のワクワク感だとか、姉弟の距離感近いやり取りとか、無意味に背伸びしてる感じが出てて楽しいね。
弟くんの思うところがあまり語られないから何ともいえないが、少なくとも姉のほうはエンジョイしているのが伝わってきて、ほっこりした気持ちになる。
いつもの悲壮感であったりとか、毒の強さがあまりないのは不満といえば不満だが、むしろ今までのそういう積み重ねがあってこそ、今話のこういうゆる~いノリにホッとするという側面もあるしなあ。
緩急大事。