最近ミシン買って、誰にも共感されないであろうことを思い出したので増田に書く。
担任ではなくて50代くらいの更年期まっしぐらなおばさんが家庭科を教えていた。
生徒が騒いでるとすごい剣幕で叱るような厳しい先生だったけど、
どうでもいいことでブチ切れするタイプでもあったので、
生徒からの評判は良くなかった。
その先生は「便利は悪」みたいな考え方のところがあって、
お裁縫における便利グッズのようなものは使わせてもらえなかった。
いや、正しくは使い方を教えないので、
私たちはその先生の推奨する前時代的なやり方をせざるを得なかった。
例えば、糸通し。
まぁ確かに糸くらい自力で通せたほうが良いとは思うけど、
どこかのタイミングで使い方は教えてくれても良かったんじゃないかな、とは思う。
生徒の器用さでできるできないは変わるし、
そしてミシンの返し縫い。
針を刺したままおさえを上げて、布を回して、おさえをおろして再度縫うというやり方。
布の端まで行ったら、返し縫いボタンを押しながらだと逆方向に縫ってくれるんだ。
中学校に上がって、またもミシンを使う授業があった時に気づいたんだ。
他の小学校から上がってきた子たちはみんな返し縫いボタンを器用に使いこなしていたよ。
未だに返し縫いボタンは上手く使いこなせなくて、
布を回して返し縫いをしている。
でもやっぱり新しい技術は教えておいて欲しかったな、って思うんだ。
「あんたなんでそんな面倒くさいやり方してるの」って突っ込まれたしね。
未だに布を回している人ってどれくらいいるんだろう。
私のミシン返し縫いついてないから布回してるよ。母の持ち物で20年前のシンガーミシン。 ミシンって昔のもののほうが頑丈でモノがいい(とミシン屋に言われた)し、機能は変わらん...