まあ俺はどちらも見てないんだけどさあ。シンゴジおじさんもガルパンおじさんも気持ち悪すぎるよ。
「自分が一番上手に褒められるんだ」「自分のこんなマニアックな視点を見て」合戦が痛々しい。あーだこーだと言っててさあ、そんで否定的な見方は認めないんだよなあ。
まあ映画はどちらも面白いんだろうけど結局ネットで騒いでいる目立つファン層は「この映画が好きな自分が好き」っていう十代のような感覚があるんだろうな。
それが悪いことではないんだろうけどさあ、言葉を知らないからどう位置付けていいのかわかんないなあ。
まあでもコンテンツにのめりこむっていうのはそういうもんなのかもな。自分と作品(それか作者か?)を重ね合わせて、誇らしい気持ちになったりする。
でも人に迷惑をかけちゃいけないよ。作品や作者に自分を重ねるなら批判もしっかり受け止めなよ。
庵野監督はずっとそうやってきたんだと思うよ。あんたらみたいに「庵野やりやがった!」「庵野(もその素晴らしさを理解する俺らも)すげえ!」じゃないんだよ。ずっと批判を自分のものとして逃げずに自分をさらしてきたんだよ。
あんたらと違って当事者なんだよ。結局コンテンツに自分を重ね合わせてるうちは自分の人生を生きてないんじゃないかって思うよ。