こんなに文明が発達しているのにそれではまずいと私は問題提起しました。
手前みそで恐縮ですが私の孫は数学が得意です。
私の息子は昔から算数が好きだったと思っていましたが、子供の頃は算数が苦手だったようです。それでずっと劣等感を持っていたそうです。
だからせめて自分の子供ぐらいは算数や数学を得意な子にしてあげようと思ったそうです。
どうやったのか詳しく聞いてみました。
息子は昔から聞き分けが良かったのですが、どうやら反省する習慣がそういう性格にしたものだと私は思っています。
そこで思い至ったのが記号をごちゃごちゃ入れ替えるのが難しいということ。
その関門を突破するだけの興味を算数に持てなかった事も大きい。
だから、その逆をやれば良いと思いついたそうです。
私は息子が算数が苦手だったことは知らず、大学も理系だったので得意なのかと思っていました。そんな悩みがあったとは意外に思いました。
考えてみれば私はずっと仕事ばかりで家族のことはほとんど知らなかった。しかし日本を支えるためには必要だったのです。若い人にはそういった気概が足りないと思うのでありますが、息子は孫のことを気にかけていたようです。
結果的にはそれが良い方向に転がったから良かったものの、私は息子の事を弱々しくて頼りないと思っておりましたが、そういう良い面もあった事は認めてあげたい。