2016-06-03

軽微な痴漢に遭った話

・30代女、身長170cm↑

服装は緩めのカジュアルボトムスワイドパンツ

電車内、混雑率は座席が埋まってチラホラと人が立ってる程度

扉前のスペースでつり革に捕まっていたところ、後ろ腿の辺りに誰かの指先が当たる感触

位置取りの問題かなと思いすこし立ち位置をずらすものの、依然手がついてくる。

指先が一定の間隔でとん、とん、とん…と腿に触れ始めたので

あっこれ意図的なやつだ、もしかして痴漢?と疑いをもつ

振り返ると、身長160cmくらい、年齢は30代前後パーカー的なカジュアルな格好をした男と目が合う。

睨み付けると上目にこちらを見るも、手が離れない。

対応に悩む。

意図的に触っているのは間違いないが、指先のみで痴漢と呼べるのだろうか。

ここで「痴漢だ」と騒いだとしても、言い逃れをされるかもしれない。

痴漢冤罪をめぐるネットのひどいあれこれの言説が脳裏を掠める。

あと単純にこれから仕事である

ここまで一瞬で考え、よくないとは思ったが、振り払ってやり過ごすことにする。

車内は幸いさほど混んでないのでかるく移動し、電車が駅についたタイミングで男から大きく離れて背中を扉につけガード。

男は一瞬戸惑ったようだった。

男はそのうちに別の女性の後ろに立つ。

わたし位置からは手元が見えないが、

しばらくして、その女性もなにかを気にするように振り返ったり、

後ろの男をみて眉をしかめたりし始めた。

ここでようやく私は「あ、やっぱりあい痴漢なんだな」と確信する。

おかしな話だが、自分がさわられただけだとそう断言できるかわからなかったのだ。

声をあげるべきなのかここでも悩んだが、おなじような軽微なさわりかただとここでも言い逃れをされるかもしれない。

そこでじーーっとそいつを見てみた。

からさまに視線をぶつけつづけると、居心地が悪くなったらしく次の駅でそそくさと出ていった。

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