真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
君がその区別の境目をどこまでと定めているかは把握しかねるが、もし金銭を払う者が上で商品を渡す者が下という関係が一般的だと考えているならば、それは必ずしも適用されないということは覚えておいたほうがいい。
相手が求めるものを渡し、代わりに自分の求めるものを貰うというのは取引の基本だ。
物々交換が主流だった時代から、代替手段として貨幣が流通するようになった時代も、それは変わらない。
何がいいたいかというと“取引そのもの”には、本質的に関係の上下や優劣などは考慮されないということだ。
まあ、そこに様々な要素を付加したがるのも人間の性だろうけどね。
もちろん、その社会の枠組みであったりケースによって様々で、それらを是非でとやかく語るものでもない。
コミケでは売り手も買い手も全員「参加者」、でもお金はちゃんと払って、それに対してちゃんと商品を提供する。
取引で最低限やるべきことをやれていて、それで成り立っているなら、なんら問題はないんじゃないかな。