ちょっと前、飲み屋のカウンターで一人で飲んでて知り合ったオッサンと話の流れでそのまま近所を数軒飲み歩くという体験をした。
年齢差あるし、俺は入ったことない(一人で入るの怖い)店の雰囲気が偵察できれば満足なので、
おとなしくうんうんってオッサンの話を聞いてたけど、オッサンの話がほぼずっと知ってる店自慢と顔広い自慢と頑固自慢の武勇伝ループだった。
そんだけ一方的に喋り続けてなんとも思わないのすげーなって思うのと同時に、話し相手いなくてさびしかったのか?なんて思いながら聞いてた。
時々あーだこーだと話の雰囲気から相手が欲しそうな言葉を考えて、(自分の意見とは関係なく)「こういうこと言いたいんですよね?」って形で返事をして、
「そうそう、そうなんだよ!!」ってな感じのやり取りをして、我ながら割と気分よく酔っぱらってもらえたと思う。
店の人が「ハゲヤマ(仮)さん今日めっちゃ上機嫌ですねwww」って言ってたし、多分上機嫌だったんだろう。
深夜帯に入って、暴走したオッサンが他の常連さん(オッサンと顔見知りっぽい)に雑な上にめんどくさいフリを投げまくって、
4回目ぐらいから常連さんが露骨に嫌そうな顔してたのは申し訳なかったなーと思う。
しかしオッサンと初対面の俺には抑止力たりえる力はなかった……。
結局、4軒ハシゴして最後に行った店の雰囲気が良かったので朝方まで飲んでたけど、連絡先とかは一切交換しなかった。
でも家が近そうだったし、行動範囲丸被りなのでそのうちまた顔合わせそう。
毎回あれだけ話を聞くのはこっちの体力・精神力的にも大変だし、
いろんな考え方や飲み歩きの店に対するスタンスなんかが結構違ったりしたので、基本的には顔見たら挨拶ぐらいの関係に留めておきたいと思う。