何気なくスマホに写り込んだ自分の顔を眺めていたら、自分の顔には未来感が無いということに気づいた。
自分の顔を客観的に評価したところ、髪型は80年代感、顔面は70年代感で、総合評価としては80年代感の顔といったところだ。
しかし、これは私ばかりではなく、今、街を歩く人々の顔を見てみると、だいたいは前時代的か現代のスタンダードとなった価値基準の顔をしている。
ここで重要なのは、ブサメンだとかイケメンだとか美人だとかブスだとかは顔面ジェネレーションに全く関係がないということだ。
具体例を出すならば、藤田ニコルあたりは現代の最先端、全く新しい価値観を提示している顔だろう。単純な美醜を超えた未来感をもっている。
また過去に遡れば、夏目雅子あたりは、当時相当未来感のある顔として、つまりこれからの時代を象徴する顔としてもてはやされたのではないかと私は睨んでいる。
色々な分野で、全く新しい才能が突如出現しパラダイムを変えていくということがあるが、そういう事象は時代ごとの人間の顔にも当然ある。