自分が苦もなくできることは得意なことで強みで才能だ、って意識が特になくて、普通のことだと思っていた時代に、部下に(今思えば)超ハイスペな結果を求め続け、100mを15秒で走れるんなら1kmを150秒で走れるだろ、何で走れないんだ、ナメてんのか、的な言動を繰り返したことがあるんだけど。
パワハラとかの意識は特になくて、理由を聞いて(問い詰めて)対策をこっちで立ててやればきっとこいつも改善するに違いない、という(余計なお世話的な)熱意で動いてしまいましたすみません。
事務処理能力高い人しか残らないし雰囲気悪いし困ったことになったし訴えられたりしたので方針をガラリと変えて、できないもんはできないでいいや、仕組み化はこっちでするからそっちはそっちでできる範囲でがんばってよ的なやり方に変えた。部下に求めないから自分にも求めないし、周囲に甘くて自分にも甘い。でも最低限の成果は出すから会社からは何も言われない。くらいのいい感じのところに落ち着いた。
人の心掴むニキでもっともっと上を目指す意識高い系だったら、今の部署をもっとうまく回して成果2-3倍出せるのかもしれないというか確実に出せるんだろうけど、そういう人材はもっと重要な部署を見てるから、俺クラスならまあこんなもんだろ。部下にうまく仕事してもらうスキルって大切なんだねほんと。上にいるのに具体的な仕事何にもしない人って何やってんだろと思ってたけど、こういう仕事してたんだな。