2016-02-04

http://anond.hatelabo.jp/20160204131330

たとえば似ている症状でも微妙な違いによって

よくなる可能性が高い対処法が変わる場合に、

どの分類に個別的な事例があてはまるかを判断する能力は役にたつだろう。

(たとえば統合失調症解離性障害。)

一般に、原因が解明できていなくても、明確に複数の症状の組によって定義された病名に対して、

どの対処法が有効かが統計的に調べられており(DSMの主目的はそれだが)、

ちゃんとした精神科医者にはその知識があるだろう。

おそらく身体的な障害差別されてきたのは、

余裕のない状態では本人はもちろん他人生存するためにも不利だったからという要因が大きいと思われるが、

比較的余裕のあるところではその要因が弱くなったか差別がましにはなっているのだと思われる。

しかし、重い精神病場合、ひどい迷惑行為や深刻な他者危害が伴うことが目立つため、

その名前のついたグループ全体が差別を受けやすくなっているのだと思う。

しかし、重い精神病の発生率は多くの人が思っているよりはかなり高いので、

多少の迷惑行為くらいならともかく、深刻なものの 比率 は少ないと思われる。

なので、この点についての知識の普及が重い精神病への差別を弱めることに貢献すると期待できる。

記事への反応 -
  • ADHDじゃなくADD 学習障害でもディスレクシアじゃなくてディスグラフィア 性同一性障害でも好きになる相手は体の性別と反対の性別 こんなそもそも解りにくいののしかも解りにくい方...

    • 「症状」というのは、患者の訴えや様子を観察して名前をつけて分類しているだけなので、 医者が実は何の役にも立っていないのに如何にも何か役に立っているかのように偽装する、 と...

      • たとえば似ている症状でも微妙な違いによって よくなる可能性が高い対処法が変わる場合に、 どの分類に個別的な事例があてはまるかを判断する能力は役にたつだろう。 (たとえば統...

    • 乙武「そんなんでほめてもらおうとか甘くない?」

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