2015-11-19

せっかくの「下町ロケット2」がなんだか読む気にならない

枯れた作品メディアミックスwによってみずみずしく息を吹き返すことで定評ある池井戸せんせーの最新作

下町ロケット2」はドラマと同時進行で連載が更新される、という画期的な状況

……なんですけど、どーにも読む気になれなくて。という事実を認めようと思います

理由はかんたん。

朝日新聞の土曜と日曜の朝刊全15段で連載されてるんですが

レイアウトを含めて、これがいかにも「広告局の企画」っぽいんですの(ホメてない)。

ちら見はできても、作品を読む姿勢になれない。

その自分ココロネを見出しときに思ったのは

うわっ...私の頭、固すぎ...?

新聞連載小説文芸作品の発表媒体として意義あった時代は既に終わっている・と思っていたので

広告の体裁で/ドラマ放映に連動させるタイミング更新していく、というスタイル

チャレンジングで良いんじゃね。と思っていたのに

文章がまるで頭に入ってこないっていうのはこれ、私ひとりの問題なんですかね。

出版社テレビ局新聞社、という旧メディアによるこの試みが

後追いを生みそうなほどの話題になれていないあたりは、果敢な失敗事例として

記憶の底にしまいこまれることになるんでは感でいっぱいなんです。

  • 話それるけど 下町ロケット 130万部突破! って宣伝してたのに突然 「実売で100万部突破」ってオリコンが配信したのには笑 130万部=刷った 100万部=たしかに売れた 市中在庫と取次在...

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