枯れた作品がメディアミックスwによってみずみずしく息を吹き返すことで定評ある池井戸せんせーの最新作
「下町ロケット2」はドラマと同時進行で連載が更新される、という画期的な状況
……なんですけど、どーにも読む気になれなくて。という事実を認めようと思います。
理由はかんたん。
朝日新聞の土曜と日曜の朝刊全15段で連載されてるんですが
レイアウトを含めて、これがいかにも「広告局の企画」っぽいんですの(ホメてない)。
うわっ...私の頭、固すぎ...?
新聞の連載小説が文芸作品の発表媒体として意義あった時代は既に終わっている・と思っていたので
広告の体裁で/ドラマ放映に連動させるタイミングで更新していく、というスタイルは
チャレンジングで良いんじゃね。と思っていたのに
文章がまるで頭に入ってこないっていうのはこれ、私ひとりの問題なんですかね。
後追いを生みそうなほどの話題になれていないあたりは、果敢な失敗事例として
話それるけど 下町ロケット 130万部突破! って宣伝してたのに突然 「実売で100万部突破」ってオリコンが配信したのには笑 130万部=刷った 100万部=たしかに売れた 市中在庫と取次在...
オリコンのは所詮推定だし、そもそも刷り部数と実売部数が一致しているはずがないし。