2015-08-25

金だけがアイデンティティなのかもしれない。

金が無くなると急に何もしたく無くなる。いや金が無いから何もできないんだけど金を稼ぐための仕事モチベーションすら失せる。

人とコミュニケーションを取る事すら億劫になって金のかからない遊びの誘いすら拒絶してしまう。

金が入ると急に人格が変わった様に傲慢になる、口でクソたれる前と後に「俺の財布には数十万単位で金が入っているけど」って言いたくなる。

一緒に遊びに行くと目の前で財布を開かれるのが嫌になる、俺が出しといたかもっと遊べよが日常になる。

袖も通す事がないであろう服をまとめて買う。クリアする事も無いようなゲームを山積みで買う。

そんな事をしているから金が無くなる、そしてまた卑屈になる。

金が無くなり始めると金があれば買える物や金があれば出来る事ばかり考える。それが出来ない自分が情けなくて惨めでギャンブルでまた金を失う。

金が入るとそんな事も忘れて貯金なんていつでも出来るとあるだけ全部使い果たす。

毎月十数万しか手取りが無かった時も、毎月八十万以上手に入るようになっても、使う額が変わっただけでやってる事は何も変わっていない。

貯金をしようとしても半年もたたず切り崩し始める。

周りの人間もそんな自分の事をきっと見透かしている。幸いにも金をたかるような人間は居ないが勝手自分で望まれてもいない浪費を始めて使いきる。

恋人が出来るといつも金の管理を任せて毎月こづかいを貰う形式にしてもらうが、手持ちの金が少ないと常に消極的ネガティブになって嫌われる。

自分には金しかない。愛なんてないATM扱いだとしても金だけを見て寄りそってくれる人がいればその方がよっぽど安定しそう。

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