いつも疑問に感じてたんだけどさ。
たとえば最新の記事のこれ見てくれよ。
このカツ丼の絵、なんなんだよ。この回に限らないけどこの人の描く料理っていつも、ただの「黄色くて白くて黒い何か」じゃねえか。
「かつ丼」って横に描かれてない状態でこれ見て「わあ美味しそうなカツ丼」って思うやついるのかよ。「あれ?ロールシャッハテスト?」と思ったわ。
俺にはこれ、どんぶりにぶちまけた吐瀉物か、上から見た火山の噴火口にしか見えねえよ。ぶっちゃけ「実はこの絵、今朝出したうんこです」って言われても納得するぞ。
「トロ~リ」って書いてあるけれどこの絵のどこにとろみ感が出てるんだよ。そこは擬音じゃなくて描写力でカバーするのが漫画家だろ。
もしかして写真を反転させただけなのかな?とも思ったけれど、それでもこれはねえんじゃねえかな。カツも卵も玉ねぎも米も見分けがつかねえよ。
そんで食事シーンも毎回一緒。いっつも同じ構図でカエルが汗かきながらハフッハフッ言ってかっこんでるだけ。他にパターンねえのかよ。
食レポにしてもグルメ漫画にしてもそうだけれど、こういった視覚的表現はいかに食べた後のリアクションで食欲を喚起させるかも重要なのに。
いや、正直ワンパでも別にいいし、表現を派手や大げさにしろとも言わないけれど、にしたって「同じ構図でカエルが汗かきながら器かっこむだけ」はあんまりだろ。
同じ「食事シーンはいつも器をかっこむだけ」でもドラゴンボールは美味しそうに見えるのに、この違いはなんなんだ。
本来が漫画という表現の制約上、添え物にしかならなくなる文章も情報量が少ない割にたいして的確でも美味そうでもないしよ。
これってグルメ漫画として成立してんのかと毎回思ってるんだけれど、みんな「美味しそう!」ってコメントするもんだから成立してるんだろう。
でも俺、いっつも首をかしげるんだよな。
そもそもグルメ漫画として読んでる人いるの? 絵がおまけでついてるお店レビューじゃないの?
イラストサイトの方を見に行ったら、女の子の絵はかわいかったよ。 もしかしたら、この人はおいしそうな食べ物をイラスト化する事自体には興味が薄いのかも…料理を食べる事は好き...
食レポとしては、店がどこにあるのか、どういう料理なのか、オプションはあるのか、他にどういうメニューがあるのか、などを押さえていて情報としては十分なのでは。 グルメ漫画に...
まあ確かに、料理の絵はいらない、写真のほうがいいね。