帰宅ラッシュに遭いたくないから、という理由でサービス残業という名の時間つぶししてる人っておられませんか。おられますよね。いてください。
サービス残業は悪である。それはまったく正しい。一方で、最近身をもって知ったのは、帰宅ラッシュのすさまじさね。
世の中色々な人がいる。仕事をさっさと切り上げる人、派遣やアルバイトの人、時短勤務の人、会社に戻る人、これから働きに出る人。夕方の電車にはきっといろんな人がいると思うんだけど、たぶん割合多いのは帰路につく人々だろうと思う。
それでね、毎朝死にそうな思いをしてなんとか出勤してですよ。帰りも同じくらいの人の塊に揺られるのってつらいんですよ。
途中で降りて2本くらい電車見送るの珍しくないもんね、個人的に。
帰りを1時間〜2時間遅らせることで、少しでも快適な空間を得られるのであれば。ましてここが日本で「遅くまでがんばってんな」的な、あわよくばちっちゃいプラス要素的ななにかが、疲れ目の先にかすかに見えてしまうのであれば。
サービス残業という名の暇つぶしをしてしまいますよ。明日でいい仕事を無理矢理やっちゃったりしてね。
家庭もない、帰っても勉強するわけでもない、立派な趣味があるわけでもない人間なんかからすると、
夕方の電車のなかにいるかもしれない、小さな子供が家で待っているお父さん、早くご飯を作ってあげたいお母さん、デートに胸おどらせる若い男女に、せめて私一人分の空間を差し上げたいと考えますよね。卑屈ですけどね。
とにかく、朝のラッシュもそうだけど、帰りのラッシュもなんとかしていただかないと、この病は簡単には治らないんじゃないかと思う。
家庭もない、帰っても勉強するわけでもない、立派な趣味があるわけでもない おまえ定年後すぐボケちゃうぞ 独身にそこまでの未来があればの話だが