2015-03-28

http://anond.hatelabo.jp/20150328131740

(ちなみにお気づきと思いますが、この増田とこの一つ前の増田は横です)

いえ、法制観の話ですよ。

専攻で無ければ、まず意識していない話ですが

シンプルに、子孫がいなければ社会が維持できないのだから社会は子孫を残しやすい形であるべきだ

という、恐らく99%の人が頷く話を日本国憲法は認めていないのです。正確にはこの考え方を否定しているのでは無く「国家と法は社会の存続に関知しない」という原則を取っているのです(繰り返しますがそれが正しいという根拠はありません。イデオロギーです)

違憲であるから認められない」というのは(書いた方が意識しているかは別として)と社会国家を同一視した意見ではありません。

しろ逆で、社会存在国家に先立つものと、と認識して(ある意味無責任に)社会の存続を国家と切り離した日本国憲法的な法制観の立場から意見ということになります

社会の維持そのものは、社会の在り方を考える云々には含まれない。共同体社会大前提だ。

という考え方に個人的に異議はありませんが、民法規定という法制度の問題である以上、法制観そのものを逸脱したら成立しないわけでして、

からこそ「憲法を改正すべきだ」こそが論理的帰結になるでしょう、ということです。

  • 民法規定という法制度の問題である以上、法制観そのものを逸脱したら成立しないわけでして、 だからこの君の話が法制観に基づいているかだけで、俺は法制度の問題にはしていない...

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