2015-01-23

日本人男性リタイアが遅いのは、「晩爺化」のせいだ

http://anond.hatelabo.jp/20150123232043

★ここで大胆な仮説を書いてみる。

 「日本リタイア年齢の後倒しの背景として、孫が出来る年齢の後倒し、ないし孫無し老人の急増」が関係しているのでは?

 「孫が出来る年齢の後倒し」って、長ったらしいので、一言で「晩婚化」ならぬ「晩爺化」と称することにしよう。

★「老人としての通過儀礼」として、「仕事リタイア」に匹敵する、いやそれ以上のイベントが「孫が出来る」ことである

 孫を抱くことで、「ああ自分も老人の仲間入りした」と実感することになる。

★いくら「リタイアを後倒しして、永久青年を気取ろうと」したところで、生物学的な「祖父母になった」という事実は変えられない。

 リタイア拒否して永久青年を気取ってた人が、孫が出来てしまったことで、『自分は老人であるという現実を受け入れて』リタイアする

★ところが、最近の子供(といっても、60歳代シニアの子供だから、まあ30歳代)はなかなか結婚しないし、

 結婚してもなかなか孫を作ってくれない。

 その結果、少し前なら60歳になったら過半数の老人が「孫持ち」だったのが、最近では65歳、70歳・・・と「晩爺化」が進行している

 その結果、以前なら還暦と同時に孫持ちになり、「これで人生一丁上がり」とリタイアに踏み切っていたのが、

 65歳・70歳と晩爺化することで、どんどん「人生の上がりの見極め時期」が後倒しされてくる。結果、リタイア年齢も後倒しされる。

★ちなみにお隣の韓国も、日本以上に高齢者就業率は高いらしい。

 韓国が「年金制度が不備だから高齢者就業率が高い」のかどうか、わからない。

 ただ、韓国日本以上に晩婚少子化の国なので、ひょっとして「晩爺化」で「老人になることを認めたくない高齢者」が増えているから、韓国就業率は高いのか?

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