2015-01-13

人はなぜアドラー心理学に騙されるのか

理屈通りにいかない事が世の中に存在することに耐えられないとき人は屁理屈に騙される。

ニセ科学古典宗教カルト呪術、昔から人間ってのは理屈存在しないものに強引にでも理屈をつけてくれる存在をやたらとありがたがる。

人間の様々な感情パラドックス二律背反は全てそれらが『目的』に根ざしているかである」という甘い言葉によって自分コントロールしきれないい感情理解しきれない他者感情を強引に理解してしまおうとする事こそがアドラー心理学の根幹である

それはある種の怠惰だ。

説明しきれない物にとりあえずの説明をつけてひとまず蓋をする。大人が子供に「赤ちゃんコウノトリキャベツ畑にインサートしてアッフンするんだよ」と説明するのが面倒だから適当な嘘をついてごまかすのと同じだ。

理屈を完全につけきることが出来ないもの存在する」というストレスに向き合う勇気のない者達の聖典としてアドラー心理学は崇められているにすぎないのだ。

  • なんていうか、生活してる人間はそういうのにまともに向き合う余裕とか無いんだろうね。 それが高じて「考える余裕がある人間は幼稚である」という方向に先鋭化する人も多いので、 ...

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