2014-12-26

たったみっつの冴えたやり方

受け持っていた仕事がいっぱいいっぱいでもうこれ以上無理なとこまで来ていたので

上司相談したら職場で向かいに座っている体臭臭い事務員♀(30)に

とある仕事の半分をまわしてくれることになった。

というかもともと彼女仕事だったのに私がやっていたものなので

あるべき所に収まったといってもいいんだけど

しか上司からそれを伝えられたとき彼女の顔が一気に能面になった

「そんなにあの子仕事多いんですか?」

電話がなってても悠々と携帯いじってるお前がよくもいえるなと思ったが

現状私の受け持っている仕事の大まかな量とそれに掛かる時間を説明して

申し訳ないがお願いできないかと腰を低くして私は言った。(その間上司空気である

彼女は納得いかなかったらしくわざわざ座っている私の席に来て見下しながら

同じ質問を二回繰り返し私も二回同じ答えを返した。

顔面ボコボコテカテカのワンレン女が目の前で自分を見下しているというのが

こんなに怖いとは思わなかった。

そのあと胃薬を飲んだ。

昼飯も喉を通らなかったのでコーヒーを飲んでいたら一つ上の先輩が来て慰めてくれた

態度も問題だったが見下されたときのお顔がとっても怖くて胃薬飲んだといったら

彼女不器用からつのしか作れないんだよ」という話をしてくれた

仕事中の魂が抜けたような顔と、見下してるときの顔と、池面限定に見せる媚びてる顔

しかに思い返してもその三種類しか見たことなかったので

彼女の表情にはあれしかレパートリーが無いんだな、と思ったら少し楽になった

いつも怒ってるように電話してくる取引先のあのおっさんも、小銭投げてくる近所のスーパーババア

そういうやり方しかレパートリー存在しないんだと思ったら

そんなにくよくよすることないんだ 多分

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