2014-12-01

嫌煙さんありがとう

ここ数十年で煙草を取り巻く環境は本当に大きく変わった。

例えば、数十年前は職場といえば煙草の煙が真っ白に漂う空間だった、しか煙草を吸えない奴は出世できない風潮すらあった。

喘息の人が煙草の煙の中で健康を害してどうにかならないか相談したら、会社を辞めさせられそうになって起訴した事まであった。

喘息の私は初めてのバイト先の郵便局で休憩時間のたびに煙から逃げて外で呼吸し、こんな煙に耐えながら仕事は難しいし将来働けないのではと絶望したもんだった。

そして昔は特急などの長距離電車は灰皿がついて全席喫煙可、急行快速なども灰皿つきで喫煙でき、禁煙車はなかった。

駅のホームの室内の座席には灰皿があり空気は煙で真っ白、ホームに出てもそこいらじゅうで吸っていて線路には大量の吸殻があった、煙草の煙から逃げるにはホームの端に立つしかなかった。

喫煙者車などで突然吸いだすのは当たり前、吸う前に吸っていいか聞いてくるのは気遣いの出来る人、それに対して断るのは気遣いの出来ないKYだった。

嫌煙さんが起訴などを起こして喫煙が出来る場所はどんどん限られ喫煙者マナーも良くなり、どんどん社会は良くなっていった。

今は車内にも職場にも煙は蔓延していない、何て快適な社会だろう嫌煙さんありがとう

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