例えば、数十年前は職場といえば煙草の煙が真っ白に漂う空間だった、しかも煙草を吸えない奴は出世できない風潮すらあった。
喘息の人が煙草の煙の中で健康を害してどうにかならないか相談したら、会社を辞めさせられそうになって起訴した事まであった。
喘息の私は初めてのバイト先の郵便局で休憩時間のたびに煙から逃げて外で呼吸し、こんな煙に耐えながら仕事は難しいし将来働けないのではと絶望したもんだった。
そして昔は特急などの長距離電車は灰皿がついて全席喫煙可、急行や快速なども灰皿つきで喫煙でき、禁煙車はなかった。
駅のホームの室内の座席には灰皿があり空気は煙で真っ白、ホームに出てもそこいらじゅうで吸っていて線路には大量の吸殻があった、煙草の煙から逃げるにはホームの端に立つしかなかった。
喫煙者が車などで突然吸いだすのは当たり前、吸う前に吸っていいか聞いてくるのは気遣いの出来る人、それに対して断るのは気遣いの出来ないKYだった。
多分日本には嫌煙以外にも誰かの我慢で成り立っている社会ってのがたくさんあるんだと思う
煙草ほど全ての人の日常に密接に迷惑をかけている物というと 例えばどんなのがあるんだろうな?
代表的なのだと社畜とか? みんなが我慢してるから企業がそれを是としてしまってるところはあるだろう