まあ、ぼくです。
もっというとぼくはそこの生徒だった。
今、ぼくは会社の中では下の下、下っ端だ。
「夢を追いかける手助けを!」
そういうのに目をキラキラさせて熱っぽく語る同期がすごく滑稽に見えていた。
けど、一番滑稽なのはぼくだ。
人事部からは「一番の問題児」と言われていたと、上司が教えてくれた。
はっきり言ってぼくが生きていける場所はもうない。
舐めていた。世間を舐めていた。
もう本当に死にたいと思うんだけど、
ここに書いている時点でぼくはたぶん死なない。
あーめんどくせえ。
誰か殺しに来てくれ。
そんなことばっかり考えている。
恋人もたぶんできないだろう。
正社員だからまだマシだろう、とかいう人もいるかもしれないけど、
もうぼくはいやなんだ。