ちなみに共同体の維持には基本的に向いてないんだよ、男尊女卑は。むしろ破壊する。
じゃあなんで一時的にこいつが有効だったかと言うと、まさに共同体を破壊するためにあったんだよ。
人類に向いた自然な母系共同体を破壊することで、国家と言う不自然で効率的な新しいシステムを人類に受け入れさせた。
基本的に国家っていうのは、自然な共同体を無視して、文字で書かれた法律によってプログラムされるシステムによって成立する。
そのためにはいったん徹底的に、自然な共同体を破壊する必要があったわけ。
で、もう原始的な母系共同体は潰れきって、法律システムが根付き、先祖がえりする心配もなくなってくると、今度はその破壊のための無理をするのが、非効率になる。
おまけに、もともと増えすぎた人類を効率的に支えるべく革命を起こして生まれた、国家単位の社会というのも、人類がさらに増えすぎたせいで限界になって、貨幣でグローバルに繋がる社会へと更に革命を起こして生まれ変わった。
かつて自然な母系共同体と不自然な法律が置き換わったように、誰かが誰かを支配したがる本能は、金という不自然な人工物が作るシステムに置き換わった。より効率的にならないと人口を維持できなくなったから。
男尊女卑は人類史の中で、一時的に与えられていた役割を終えたんだよ。
今後は人間を支配しようとする人間は、金への欲望によって弾圧されていくだろう。っていうかすでにされてるわけだ。弾圧者はプロ市民なりなんなりと呼ばれつつ。
ちなみに共同体の維持には基本的に向いてないんだよ、男尊女卑は。むしろ破壊する。 初手から無茶苦茶だな。 なんで向いてないと思った?