2014-05-01

執着していた妻に冷めた。


結婚1年で妻に冷めた。

結婚から大学時代の思い出の場所京都をいつかあなたと回りたい」と言ってくれていて、

でも結婚以来、外に出かけようと言う日でも結局「なんかしんどいから家でまったりしよう」と言われるようになって、

それなのに最近通いだした学校クラスメイトたちに「京都を案内して欲しい」と誘われて二つ返事、

大学にはオレを連れて行ってくれるって言ってたから、先にその人たちと行かれるのは面白くない」と言うと

「思い出の場所を回るわけじゃないから大丈夫、思い出の場所あなたと回りたいから」と諭された。

結果、帰宅後に見せられた写真は、妻が日頃から大学時代の思い出について話すときに、

必ず話題に出てくるサークルの本部があった部屋の写真

「思い出の地は回らないから安心して」と言っておいて、思い出も思い出、思い出のど真ん中の場所に行って写真撮ってくる。

そのとき少しでもオレの顔を思い浮かべてくれたら、

オレと大学の思い出の地は回りたいと本当に思ってくれていたら、わざわざクラスメイト連れてその部屋の前まで行くことはしなかったと思う。

結局オレの存在なんてそれくらいのもので、

大事にする」「もっと大事にする」なんて言葉はヘソを曲げたオレへのその時その場限りの口だけのもの

実はなんとも思われてないんだなってことに気付いた。

よく考えれば「大事にしないでゴメン、これから大事にする」なんて言葉は、ものすごく奇妙で虚しい。

大事にするなんてのは、大事に思っていれば、意識しなくても、無理矢理しなくても、自分からできてしまものだと思う。

からオレにはそういった気持ちがないから、平気でそんな写真を撮って、そんな写真を見せられるんだと気付く。

これまでそういう温度差に執着し、嫉妬し、小言を言い続けてきたけど。

写真を見たとき、なんか、自分の中のプライドらへんにある板を踏み抜かれたような気がして、すっと冷めた。

そんなことならオレと結婚なんてしなきゃよかったのに。

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