2014-03-20

「甘え」って切り捨てるけどさ

黒子のバスケ脅迫事件のブコメ見てると、

犯人に対して「甘えんな」って一言で切り捨てている人が結構いるんだけれど、

しろ、この犯人とか、同じようなメンタルのひととかって

「甘えが足りていない」んじゃないかと思う。

例えば、仕事ミスしたとして、

それが完全に自分ミスだったとしてもストレスは溜まる。

そのストレスを、友達に「甘え」て愚痴を聞いてもらって発散したり、

趣味に「甘え」て忘れることが大事で、

そういう「甘え」をすることが許されずに、ずーっと溜め込んだら、

そりゃ、どっかで爆発するよね、という。


俺は、高校生の頃、いじめられていて、おまけに両親との折り合いも悪かった。

その頃、一日の中で心休まるのは、所属していた科学部の部室にいる数時間だけだった。

科学部の数人の仲間たちとくだらん話をしながら部活に興じるのが、すごく楽しかったのだ。

もし、その部活時間という「甘え」が無かったら、

俺も何か事件でも起こしていたか、あるいは自殺していただろうと思う。

いじめの解消のために行動するとか、両親との関係改善するとかっていうのが

「正しい」行動で、俺のように逃げるのは「甘え」で「間違っている」という意見もっともだ。

でも、俺は「正しい」行動ができるほど強くなくて、「甘え」がなければ生きていけなかった。

強くないヤツや強くなろうとしないヤツは全員野垂れ死ねば良いと思っているなら、

それでも良いけれど、そうじゃないなら、安易に「甘え」で切り捨てて欲しくないなぁと思う。

なんか、とっ散らかった文章で申し訳ないが、

もっとみんな甘えようよ! って伝えたかったんだと思う。

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