高校のころ、親が不幸にあったらしく生活が苦しくなって、どうやらうつ病にかかった先輩がいた。
当時はなんか暗い人だなと思っただけだったが、今ならあれがうつ病なんだと分かる。
たまたま担任に呼び出されている所に居合わせたことがあるんだが、
どうやら彼はVIPに入り浸っていたらしい。
進学する金がないんだから働けと説教する担任にうんざりしていたらしく、
「本人降臨」とか「顔真っ赤」とかいかにも人間的に貧しいレスを前に、
真面目に「俺のことはどう言ってもいいから、こいつの将来を責任もって考えろ」とか書き込んで、
「ニートになればいいよ。俺達の仲間になればいい」と返ってきて激怒していた。
それを上辺だけ見て、
「顔真っ赤ですね」
「俺より、こんな奴らを信用するのか」
「はい^^」
「じゃあもう知らん。勝手にすればいい」
「そうします」
というやりとりを最後に、その先輩を見ることはなくなった。
あの人、今どうしているんだろうなと、時々思う。
きっとVIPの甘言通りにニートになって、さらにうつ病をこじらせて、とっくに自殺しているとは思うのだが。
しかし問題は、そう思うとなんだか心がすっとするのだ。
きっと一人暗い部屋で、誰にも看取られずに悪臭をまき散らす死体になっていることだろうな、と思うとざまあみろと思う。
別に彼とは顔見知りといった程度で、実は名前すら知らない仲なのだが。
「VIPに入り浸るような人」が不幸になってうれしいんだろうか。
高校のころ、親が不幸にあったらしく生活が苦しくなって、どうやらうつ病にかかった先輩がいた。 当時はなんか暗い人だなと思っただけだったが、今ならあれがうつ病なんだと分かる...
増田が甘言を弄するわけない。 もっとダイレクトに自殺に追い込んでくるだろが。