2014-02-09

すべての人生がすばらしい・・・のか?

http://point.recruit.co.jp/doc/campaign/cm/20140206/

今日も走りつづける。

だれだってランナーだ。

時計は止められない。

時間は一方向にしか流れない。

後戻りできないマラソンコースだ。

時の流れという一本道を

僕らは走り続ける。

その先に未来がある。

かならずゴールはある。

ランナーは信じている。

ゴールのないレースはい

だけど。

それはどこにある?

そのゴールはだれが決めた?

なんのために走っている?

なんのために生まれてきた?

未来はたった一本の道なのか?

世界は広い。

はいくつだってあるはずだ。

どこを走ってもいいはずだ。

。。。と思っていたんだけど。

やっぱり人生マラソンだったのかもしれないと今は思う。

髪を黒く染め、スーツ就活したあの頃が懐かしい。

志望動機を熱弁しながら、サラリーマンコケにしていた。

働いたら負けだと就活を止め、自分の道を探し始めたあの頃。

人生のコースは1つじゃないって信じていた。

あれから数年。

人生のコースは1つじゃないが、人の数ほど多様でもないと今は思う。

久しぶりに会った同級生は、職場で揉まれて逞しく成長していた。

自分探しをしている間に、友人たちは自分づくりに励んでいた。

さら就職したくても、職歴を理由に敬遠される自分とは大違いだ。

こんな自分にも彼女はいるが、経済的不安で仕方がない。

結婚して、子供ができて、車を買って、家を買って。

両親が手にしていた幸せが、自分には手の届かない贅沢品に思える。

なんのために走るのか、なぜ生きてるのか、そんな問いに答えはない。

マラソンを走るように、信じた一本道をひた走ってみたい。

もう一度。

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