2013-10-14

http://anond.hatelabo.jp/20121014233857

まったく同じ気持ちだったよ。 

好きなときに日を浴びて、その季節特有の空気を全部吸い込みたかった。馬鹿みたいに美しい夕焼けをずっと眺めていたかった。友達とずっと馬鹿話をしていたかった。本を読んでいたかった。

で、留年して、就活せず卒業して、結局どうやってこの先暮らしていくか目算が立たず、就活はじめて、超高学歴だけど超苦しんでる。

「こんな日々」はずっと続かなかった。友達就職して経験を積んでいく。会社の話が増える。次第に会いづらくなっていく。年金保険も払わないといけない。親は老いていく。

とりあえず、何かしらの証明できうる才能やら能力がないなら、就職してしまった方がいいと思う。微妙に興味あるとこなら。

辞めるのは簡単だし。まだ若くして辞めてからなら何もしてない既卒より楽に転職できるし。旅に出ればいいし。年取るときつくなってくるし。

多分自分がこの程度の人間だって受け入れるのが怖いってのが根底にあったんだと思う。

自由で圧倒的に可能性に満ちている(かのように見える)生活を支えているある種の万能感をいつかは手放さないといけなかった。

「夢」や「生きる目的」みたいなものを持っていないのに、そして求めなくてもいいのに、どこかで探し求めていた。

あの死んだ目で地下鉄にのってるサラリーマンみたいにはなりなくないと思っていた。そして、今や俺は蔑視していた彼らみたいな存在になりそうになっている。

「なぜ留年したのか」「なぜ就職しなかったのか」をそれほど入りたい訳でもない企業の、人を馬鹿にした目をしてる人事に、繰り返し明るい態度を保ちつつ受け答えしないといけない場面をイメージしてくれ。

そして、どんな形でもいいから、そんな状況にならないように何かしら動いてほしい。

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