2013-05-26

ブラック企業で働いていることに気付いていない層がいる事実

前に働いていた会社は紛うことなきブラック企業だった。

少なくとも、私にとっては。


給料月15万弱。

残業代一切なし。

朝9:00〜夜中12:00まで毎日仕事

風邪をひいてもマスク禁止。

インフルエンザでも休んだら怒られる。

仕事中に倒れた先輩もいた。


私は週休2日だったが、先輩は週休1日。

上司店長はここ2,3ヶ月ほど休みをもらっていないと言っていた。

そして例え休みの日であっても、ちょっと問題が起こると即呼び出し。

社長の見回りがあるならば当然のように朝から出社。


数ヶ月で逃げるようにやめた。

人間としてだめになると思った。

仕事に楽しさなど感じたことはなかった。


先輩に、辛くないんですかと聞いたことがある。

仕事楽しいから、大変だけど頑張れると返された。


気付いたことは、そういう体質が肌に合わない人間はすぐに辞めていくのだ。私のように。

そういう体質が肌に合って、頑張れる人間けが会社に残る。

残る人間わずかな数しかいないことは、会社側も最初からわかっていて、

そのわずかな人間たちが会社を支え続ける。


頑張るのはおおいに結構だが、彼らが頑張ることで日本労働環境はどんどん悪くなるし、

会社も付け上がって、要求がどんどん増えていく。

悪循環しかない。

目先の利益大事企業にとっては、ブラックな条件でも働く社畜はありがたいんだろうけど。


そこでしか働いたことのない人間は、価値観がもう、狂ってしまっている。

休むことを知らない。

休む必要もない。

辛いとも思わない。自分ブラック企業で働いているなんて気付いていない。それが当たり前のことだと思っているから。


こういう人間存在して、それを利用する企業日本から無くならない限り、

日本からブラック企業はなくならない。


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