2012-12-19

自民改憲案に対しての反対論への違和感

なぜ、軍を持ち、徴兵制を持ち、核を持つ国の人間が、日本軍の成立を否定するのか?

自民改憲案に対して、諸外国日本左翼が、「人権の制限」や「表現の自由の制限」の要因に成りうる条項があると憂慮するのは、まだ分かるんだよ。

だが、軍事関係で憂慮する理由が全く分からない。日本周辺諸国は全てが軍を持っているし、日本右傾化を批判する諸外国メディアの母国も、ほぼ全てが軍を持ち、中には核を持ち、徴兵制を持っている国もある。それで、どの面を下げて日本を批判できるのか?

徴兵制人権侵害」とか言ってるリベラルもいるけど、そういうリベラル人権派が、韓国徴兵制に対して反対運動を繰り広げてる姿を見たことがないんだよな。あんだけ慰安婦だの何だので、事あるごとに韓国に言及してるってのに。てっきり、日本左翼は「徴兵制人権侵害ではない」という立場なのかと今まで半ば本気で思ってたんだが。

日本右傾化を止める最も正当性のある方法

日本が軍を持つと、周辺諸国は反発する」という言い分なら、確かに理屈は合っている。リベラル護憲派は、そこまで分かっていながら、どうして行動しないのか?

日本右傾化してるのは、軍隊を持っている中国韓国の軍に反発しているのである中国軍韓国軍に恐れを抱き、反発しているからこそ日本改憲派が躍進しているのである。つまり日本護憲派が本気で日本右傾化を止めたいのなら、中国韓国北朝鮮に「軍を捨てろ」と要求するのが正しい道である。実現は難しいかもしれないが、日本国防軍保持に反対し、アメリカ軍日本撤退を要求するくらいなんだから、その延長線上として「軍の解体」を各国政府に要求するのは、むしろ当たり前な要求の筈である

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