製品を愛してくれ。自分の人生とか、給料とかはとりあえず置いといて、自分の会社の製品を愛してくれ。
そして外に目を向けてくれ。自社製品が市場で勝ち残れるか、自分の尺度と世界で考えるのはやめてくれ。
どんなに機能を詰め込んでも、わかってくれるのはあんたと同じ世代のオタクおやじだけだ。
わかんないよなぁ、あんなやつらにはうちの製品の良い所は、っていうけどm
君たちが愚民だと考えている消費者たちは、君たちが考えるよりずっと多い。
みんなが良いと思える商品を考えているつもりだよ、おれは。
でもA案〜F案の順位付けで、お前はなんでF案を選ぶ。俺はおすすめをA案にしてんだよ。なんでFなのか考えろよ。
製品を愛さずに、ただ出世するとか給料を増やすことだけを考えて、
派閥だのごますりだのを繰り返した結果が今の惨状だとわかってほしい。
おそらく聞いて欲しいところにはこの想いは届かないけど、まあいいよ。
俺はAppleにだって負けないものを作ろうとしてきた自負がある。
あんな仕様の詰めの甘いデザインだけのメーカーとは違うものを作る夢はあった。
俺が優秀だとは自分では言わないよ。
でも、若くて希望があった若者を、潰してしまった日本の会社組織というものがあったということを、
自分は少しでも残したくてここに投下する。