■田中、会社やめるってよ。

今年入社の新入社員なわけだが、しばらく研修を受けたあとに、それぞれ各支店で勤務となった。

今日、ある子からメールがきた。タイトル通りの文面。その子と同じ勤務地の田中くん(仮)がやむなく仕事をやめるのだという。入社してからようやく三カ月。田中くん(仮)は夜眠れなくて、微熱が続いて、めまいもするし、原因も不明で、仕方なく退職することになったのだという。そこまではまぁいい。残念だなあと思う。彼には新しい生き方があるんだろう。

そして残された同期のうち一人がいった。「よし、彼にプレゼントをあげよう！そうだな…写真がいい！

各支店の仲間のそれぞれの顔写真と、一言ずつメッセージを提出だ！」

それを聞いた私はなんだかもやもやした。そんな写真、ほしいか？自分が映ってもいない写真？

思い出になるのは私たちだけであって(そういえばやめた奴にこういうことをした！みたいな)、

やめた会社の仲間の写真なんて見たいだろうか。

思い出にしようというのなら、田中君と一緒に撮った写真にこそ意味があるんじゃなかろうか。

各支部より写真を集めるというが、人の写真貰って、何か思い出になるの？たった一カ月程度の研修一緒だっただけの？

言い出した彼が有名な宗教の人だっていうのがひっかかってるのは自分でもわかってる。だから私は不愉快なんだと思う。

それって田中くんの思い出になるの？

データでほしいんだか、現像した写真でほしいんだかもわからんし、この企画自体が意味わからん。

レンズに向かってピースするのは全然構わないけど、田中くんの思い出になるのそれ。

Permalink | 記事への反応(5) | 00:33

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