それはそれでまあまあ快適なんだが、問題が一つある。
傍目から見ると、なぜ怖がるのか、判らなかった。
※上の子は、ルンバとの初出会いは4歳頃だったためか、怖がったりすることはないようだ。
たかがロボットなのに、何故怖がるのか、不思議・・・と思っていたが、
最近の科学エントリの「不気味の谷」という話を聞いて、仮説を立てたくなった。
「生きている人間に似ている死体」に、極端な嫌悪感を抱くらしい。
(生きている)人間との近似度をX軸に、好感度をY軸に取って
好感度がボトム、つまり「谷」になっているところを「不気味の谷」という。
で、自分が仮説を立てたくなったのは、
「不気味の谷の形成は、2~4歳のころと考えられる」とされていること。
逆に言えば、2~4歳の頃迄は、不気味の谷の形成が未文化なわけだ。
で、元に戻って、
「なぜ幼児はルンバに恐怖感・嫌悪感を抱くのか?」を考えてみると、
幼児の場合は動物近似物にも感じているのではないか?」と仮説を立てられるのでは?
不気味の谷の形成が未分化なので、人間近似物のみならず、動物近似物(=ルンバ)にも
生まれた時からルンバが家にある、という「ルンバネイティブベビー」は、
せいぜいこの数年内の現象だと思うが、ウチの幼児以外の「ルンバネイティブベビー」も、
似たような「不気味の谷の混乱」を抱えているのかどうか、一回統計調査を取ってみては面白いかも。
仮に「ルンバに対して不気味の谷を感じる幼児が多発している」という調査結果がまとまったとすると、
「健全な幼児の心身発達のためには、ルンバのようなロボットを家に置かない方がいい」
というような「規制論」が出てくるかもしれない。
うちの子は「ルンバネイティブベビー」にあたる。 確かに恐がっていた時期があった。 ただ、今(2歳)ではまったくそんなことはなくなった。 慣れたのだと思う。 単にうるさくて動...